1992 Bianchi OSPREY
-Type2- RDとチェーンガードを交換
実測車重 | 11.4kg(スタンドなどの装備含む) |
---|---|
当時価格 | \79,000 |
Overview
-Type1-(初期仕様)最古の歴史を持つ自転車ブランドBIANCHI、その歩みは幅広く二輪製造のみならずイタリア企業文化としての輝かしいストーリーがある。かのA112を送り出したアウトビアンキも同系列から派生した四輪部門であり、これだけワイドなヒストリー探検は他のMTBメーカーでは出典されない。チェレステカラーにまつわるエピソードもまた興味深く、オーナーになることへのお楽しみはイタリアンブランドならではの高い趣味性を持つ。OSPREYは90年代初期から後期までイヤーモデルとして仕様を変えながら継続されたミドルランク車。TANGEクロモリダブルバデッドをラグ組みしたアンティークなフレームが魅力的で、しかし廉価パーツにより普及グレードに設定されていた。
その素敵なチェレステフレームを生かしてのチューニングアップ&軽量化。入庫時12.9kgあった重量車は11.4kgまでダイエット達成。使用者に合わせたコンパクトポジションや日常使いへ向けての策定を施し「クロモリ×26インチ×チェレステ」をテーマに理想的なフルリジッドに仕上がる。
車両調達は「ちょっとそこまで」往復700km。目的を持った旅は楽しく、期待膨らむ道中での高揚感や訪れた街の情景、売り手との親交が付加価値を高める。モーターサイクルや4輪など共通する接点でも会話が弾み思慮深い引き継ぎとなったことを特記する。そのように付随発生する体験価値は現物以上に大切にしたいものである。
Appendix 210419
-Type2- RDとチェーンガードを交換。ディレイラーは8速時代のRD-1056。武骨なXTよりも柔らかいデザインの105のほうが女性には似合う。ショートケージで小さくシンプルになったことも好印象、機能上の理由でも適切だ。この105は初期段階からの構想だったのでこれでようやくコンプリート。チェーンガードも同様に軽快なイメージへと更新。使用者に合わせた全体パッケージの策定はとても愉しい。自分用ではなく外へ向けたフレームレスな思考が趣味性を広げる。
Specifications
Frame | BIANCHI OSPREY / 1992 / 92H1274 |
---|---|
Headset | TANGE |
Bar | Cr-Mo Riser Bar |
Stem | NITTO 70mm |
BB | SHIMANO |
Crank | SUGINO 160mm |
Rings | SHIMANO 32t w/MRP
SHIMANO 32t w/Modified Guard(2021.04〜) |
Rear Derailleur | SHIMANO XT 739 8s
SHIMANO 105 RD-1056(2021.04〜) |
Front Derailleur | |
Shift levers | SHIMANO 8s |
Brake Set | SHIMANO LX |
Brake levers | Avid |
Front Hub | SHIMANO LX |
Rear Hub | SHIMANO LX |
Rims | WTB POWER BEAM |
Tires | LifeLine Essential 26×1.5 |
Seat Post | |
Saddle | |
Pedals | MKS |